◆世界幸福度ランキングとは?
世界幸福度ランキングというものを国連が発表をしています。
アンケートによるものなので、国民性や世情によって結果が大きく左右はされそうですが
その考察には文字通り『幸福になるためのヒント』は隠されていそうです。
結果を一緒に見て行ってみましょう。
◆世界幸福度ランキング2021 結果
◇上位10か国
1位 フィンランド
2位 デンマーク
3位 スイス
4位 アイスランド
5位 オランダ
6位 ノルウェー
7位 スウェーデン
8位 ルクセンブルク
9位 ニュージーランド
10位 オーストリア
・・・
18位 米国
・・・
56位 日本
◇ランキングにあたっての主な調査項目
1.人口あたりGDP
2.社会的支援(ソーシャルサポート、困ったときに頼ることができる人がいるか)
3.健康寿命
4.人生の選択の自由度
5.寛容さ(過去1カ月の間にチャリティーなど寄付をしたかなど)
6.腐敗の認識(不満、悲しみ、怒り、社会・政府の腐敗が蔓延していないか)
このランキングは、あくまで「上記のような項目で」「アンケート形式で」やってみての結果なので、厳密にこのランキングがそのまま、【万人にとっての絶対解】とは言えませんが、「どうしたら幸福になれるか?」を考えていくのに、いろいろとヒントは拾えそうです。
◆各指標で日本が評価を落とした2つの項目
◇選択の自由度
ヒトが幸福を感じやすい尺度の一つとしてこの「選択の自由度」があるかないかというのがよく挙げられます。歴史的に見ても、人類はいつも『自由を勝ち取るための闘い』を続けてきたと言えるでしょう。
そして、現代日本人にはこの「選択の自由が少ない」と感じている人が多いということです。
陰りが見えるといえどもGDPで言えば堂々の世界3位である日本。
経済的には間違いなく【豊か】に違いないのですが、国民がそう感じていないという事です。
これは、単に「舌が肥えてしまった」、並みの裕福度では幸せを感じにくくなってしまったのか、
はたまた道徳やいわゆる【常識】といった『教育制度、教育課程』にそう形作られたのか。
いずれにせよ、『実は我々がそう思い込んでいるだけ』という可能性を検討してみる価値がありそうですよね?
◇寛容さ
上記に付随して、この他人に対する『寛容さ』という項目も結果が低いそうです。
島国根性で閉鎖的?というのとは、ちょっと違う気がしますね。
それこそ、前の項目と連動して、
・選択の自由度の狭さ=不自由さ ⇒余裕のなさからくる不寛容
こういう図式のがなんだかしっくりきます。
まずは、自身が満たされていないとなかなか他人への配慮にまでは気が行きませんよね。
逆に、満たされていないような人がボランティア活動などを始めてみても、『続けられない』という結果になります。
こうしてみてくると、
・まずは、自分を『心身ともに』充足させる
・他人への理解を深め、行動してみる
ということが、幸せへの道筋の一つとして見えてきそうですね。
◆今日から目指す【幸せ行動基準】のすすめ
◇自分に必要な「最低限度」の稼ぎを知る
まずは、「お金の不安」から対処してみましょう。
お金さえあれば幸せになれる、わけではないですが、人生を充実させるために重要なツール(手段)の一つであることには間違いありません。
不安という感情のほとんどは、【未知と無知】から発生します。
まずは『自分には本当はいくら必要なのか?』を調べてみましょう。
・毎月の生活費
・人生の各出費イベント
・老後に必要になりそうな資金
・「もしも」の場合の備え
大きくはこんな項目でしょうか。
ライフプランニングと言うと、なんか小難しい、、後回しにしたい、、という気持ちになるかもしれませんが、何事も「飛び込んでみないと」得られないもの、見られない景色というものがあります。
◇自分の『本当にやりたいこと』を見つめ直す
本当に「できる」「できない」を別にしても、【自分が何をやりたいか】を考えるのは間違いなく『万人に認められた自由の一つ』と言えそうです。
「人生について考える」というと、なんか重たい、なんか実感がない、、などでこれもやはり後回しにしているヒトが多いように感じますが、【自分の幸せ探し】にはとっても有効な手段の一つと思います。
最終的には【行動】に移して、【実現】することで満たされるので、計画段階には、『いかに具体的に計画するか』が成功率を左右します。
以下の記事なども参考にして、ぜひ一度腰を据えて自分の人生について考える時間を取ってみてください。
◇実は今この瞬間にも「自分に選択肢はたくさんある」と気づく
ここまで見てくると、既に自分の中の「不要な常識」「意味のない思い込み」がだいぶほぐれてきているヒトもいるかもしれません。アナタはどうでしょうか?
やりたいこと、やれること、すべきことなど、たくさんの項目が出てきていることと思います。
ここまできたらあとは【行動あるのみ!】とも言えますが、その行動を進めていく上でもたくさんの『他人』が登場すると思います。
人間関係に悩み、また自分の中のストレスや悩みのぶつかりなおす人もあるかもしれません。
また、これこそが自分の中の『生きていく上での窮屈さ』の原因だという人もあるかもしれません。
しかし、【幸福】を目指すにおいて、『他人との人間関係』をいかに攻略するかは、最大の課題とも言えます。自分ひとりで実行や達成できることには「限りがある」と知るタイミングが遅かれ早かれ訪れるからです。
下記の記事で、他人との関わり方のヒントを書いていますので、ぜひ参考にしてみてください。
◆まとめ 幸福とは主観の塊、人それぞれ!
ぜひ、【アナタにとっての幸福】を
・まず見つけて、もしくは「この辺りにありそう」と見当を付けて
・具体的に行動して、【実現】を目指してみましょう
ワタシも日々、これらのことは実践、まだまだ努力の途上です。
ぜひ、一緒にがんばって、みんなで幸福な人生ゲットしましょう!(笑)