みなさん、今週もお疲れさまでした!ふぁうすと3世でございます。
週刊概況は今回で2回目となりました。 タイトルが少し変わりました((笑))
今週は、【ブロックトレード問題】【米国雇用統計好調】といった話題がありましたね。
ワタシも勉強しながらですが、ニュースだけ聞いていてもわからないところも、
相場は「チャートこそ世界が多数決した結論」
なので、やっぱりチャート勉強は地道に続けたいですね。
ではでは早速、一緒に見ていきましょう!
チャートツールは定番の「トレーディングビュー」を利用しています。
(登録だけで無料のままでも使え、あらゆるチャートが見放題という神ツールです。)
株価から ダウ30チャート! 米国の伝統的30社株価
やはり世界経済のけん引車である、アメリカ株価から見ていきましょうか。
最初のチャートは米国ダウ平均30の日足チャート半年分くらいです。
まやはり今週の一番のニュースは雇用統計でしょうか。
週末にウィークリーピボットのR1をタッチして、ちょっと一息みたいなチャートです。
ピボット(回転軸)ウィークリーとデイリーがよく使われる。ウィークリーであれば、前週の高値、安値などをもとに今週の高値圏・安値圏を、高値圏はR1~R5(レジスタンスライン)、安値圏はS1~S5(サポートライン)で表示。各ラインで反発する可能性が高く、R3およびS3への到達確率は10%未満とかなり強い抵抗線または支持線となる。
ワタシは、主にウィークリーピボットをトレーディングビューのデフォルト設定そのままで使っています。 各チャートツールでたくさんの機能や設定変更が可能ですが、自分が見やすいというよりは、「できるだけ多くの人が採用している指標」を見つけられるが一番の強みとなりますので、まずはだいたい「初期設定で慣れる」というのを意識しています。
米国長期債金利(10年債)
今年に入ってからは、金利もずっと上り調子ですね。
一般的には長期金利と株価は「逆相関」すると言われていますが、ここしばらくはどちらもいい調子に上がっていたのでよくわかりませんでした。
長期金利(米国債10年債など)が上がると、金利が高いなら株より国債のがいいというヒトが出てきて、株式から債券へ資金が流入します(リスクオフ局面)
各国が国民給付と債権の増発を連発して通貨供給が以上に増えているので、いわゆる【金余り現象】から、元々の相関性がだいぶ失われていますが、米国でも既にワクチン接種が1億人・40%を超えて進んでいるなど、相場でも経済正常化がだいぶ意識されてきているようです。
長期金利も、ここしばらくの上昇トレンドのサポートライン(上の画像の黄色線)をついに下抜けてきましたね。 これはいよいよ、株価等のもうひと段落上昇に期待です。
お次はS&P500チャート 米国上場500社の時価連動指数
S&P500の方を見てみても、同様にまだまだ元気いっぱいな感じがありますね。
こちらはもう「ピボットR1」は貫通して、かつ、しばらくの上昇トレンドの上辺までも少し余地を残していますので、【上目線一択】な感じですね。終末雇用統計の良結果も追い風になるかと思われます。
ちなみに、雇用統計などの政府系発表については、発表前に事前に『予想値』というのが出ており、その『予想値』に対して良かったか、悪かったかで相場が大きく反応します。
【予想通り】=価格織り込み済みとなって、特に反応が出ません。
逆に【(上にも下にも)予想外!】となると、びっくりして乱高下が始まります。
昨日の雇用統計発表は、こちらの【予想外!】が出ました。
NAS100 ハイテク系100社
こちらも、S&P500に近いチャート形を推移していますが、より下から戻ってくる感じが、上昇パワーをしっかり貯めてきてる?感じがしてワタシは勝手に好感を持ちます。(笑)
ついでに『VIX(恐怖指数)』も見てみる
VIX指数(恐怖指数)というものがありますが、これが高いと「市場が価格変動の高さを警戒している」、これが低い状態のときは「価格変動の心配をあまりしていない」とみて取れます。
昨年の大暴落からずっと20を割ることはなかったのですが、先週ついに20を下回って今週またしっかりした向きに下げてますね。
もう、市場は上がる気満々のようです。
昨年からここまでの【金余り・金融相場】に市場が馴染んでこのまま【業績相場】へ移行するのか、それともただの楽観・勘違いなのか。。
「強気相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、陶酔・幸福の中で消えていく」
という有名な格言もあります。
注意深く推移を見守りたいです。
我らが日経平均株価!(日経225)
さて、お待たせしました。我らが日経平均225です!
ずっと3万円のキリバン大台に跳ね返されてボックス的動いていましたが、そうこうしているうちに今週末はまた3万円にチャレンジしてR1到達、さらにちょっといびつですが「Wボトム」みたいなのも形成していますね。
これまで見てきた米国相場の「上昇示唆」を踏まえても、来週はひと上げ来そうなチャート形ですね。例の「野村関連」ニュースがどこまで影響が出るかなどの不安要素もありますが、さらに関連の新しいニュースがない限りはワタシは上目線ですね!
為替 米ドル/円
はい、変わってお次は米ドル/円のチャートですね。
こちらは上昇トレンドの平行線上値のラインを完全にブレイクして推移していますね。
しばらく効いてたラインは、そのまま【レジサポ転換】する可能性が高いので、線は修正しないでしばらく置いておきます。
現在はR2の壁にぶち当たって小休止中。さてどこまで行けるか??
ドル単体の様子を見るのに【DXYドルインデックス】を見てみます。
コチラで見ると、R1は貫通したものの、週末はやや下げで、そこまでの勢いを見せていませんね。
こちらが「円単体」の【円指数・JPYインデックス】です。
順調に順調に下げてます。。。。。S2で気持ちだけ反発。
ここからも、ドル円の上げ要素は、「円安要素」がけん引しているようです。
基本的に「リスク回避の円買い」などが起きないと、円が高くなる要素は乏しいので、しばらくドル円は高止まり、ないし更に上抜け要素がありますね。
※円は超長期の「ゼロ・マイナス金利」なので、金利目的で買うという要素がありません。
豪ドル/米ドル
次は、その他主要通貨をふっとばして「豪ドル/米ドル」へ!
何故かと言うと、今週ワタシがずっと「豪ドル円のスイングトレード」してたからです。。
今は、裁量トレードは、豪ドル円を少しやっているくらいでしょうか。
さて、こちらはトレンド下限プラス、リスクオンでの反発を期待していましたが、週中にブロックトレードのニュースがあったりと、伸び悩み終了でした。。来週に再度期待!
さて、肝心の豪ドル円については、豪ドル米ドルの伸び悩みも、ドル円の上昇が後押ししてくれて、しっかりとレンジ中央付近までは戻してくれました。
来週も、米ドル円=上目線、豪ドル米ドル=上期待 から、豪ドル円のやや続伸でワタシは見ていますが、皆さんはどう見られますでしょうか。?
ちなみにワタシの豪ドル円裁量トレードはさんざんチャート形を見てなお、ルール破りの【下がったら塩漬け】戦法なので、基本的にスワップがつく「買い」でしかやりません。
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今後も、その週ごとの「ワタシの独断と偏見によるチャート解説!」をお届けできたらなぁと思っていますが、今週はこの辺りで。