夢がない。。何が正しいのかもうわからない。。
うーん、なかなかの迷い人レベルですね、、きっとこの記事が明日すべきことを見つけるお役に立ちます。
現代社会において、「なんとなくの先行き不安」は大なり小なり誰しもが持っているものですが、なかなかその不安の消し方ってわからないモノです。不安だけど、自分の信じた道で愚直でも頑張る!みたいなストロングメンタルな人なら勝手に乗り越えていけるかもしれませんが、世の中誰しもそうとも限りません。そんな「メンタル強者」の方が少ないと思います。
人が不安になる原因というのは様々あるわけですが、例えば「自分の在り方」など、より抽象的な話や心の奥底から湧き出るあらゆる欲求など、家族や友人、信頼できる他人に相談ができる内容ばかりでもなく、自分で考えるしかないようなこともあります。
そんなときに「どういう順序で考えて、不安や悩みを解消、低減するか」ということをこの記事で提案していきたいと思います。
- 漠然と将来が不安な20代~40代くらい
- 何かがしたくてたまらない or 何もしたくない という特定の欲求過多や無気力状態
【はじめに】
◆未来は誰にもわからない 先行き不透明な世の中
どんな聖人君子にも、努力家にも、楽天家にも、「未来を正確に予測」することは誰にもできません。さらには現在はまだ、歴史的な疫学的リスクが世界を席巻しているような世の中です。こんな事態になるとは、ほぼ誰も予想をしていなかったわけです。
世界が混乱に陥っている中で、例えば一人で自宅謹慎のような状態を続けていると、誰だってどうしても得も言われぬ不安に襲われてしまいます。ただそれは、「あなただけの不安ではない」というのがひとつ、また、そういう不安を抱えたことが、自身を冷静に棚卸して、今後のチャンスに備えるべきタイミングであるということをお伝えしたいです。
◆わからない未来にやみくもに不安を覚える前に、「自意識=欲求』を整理してあらゆる未来に備えを
ここで自分を整理するというときに、例えば「キャリアの棚卸」として、転職する、就職するタイミングではなかったとしても履歴書や職務経歴書を一度真剣に書いてみるというのも客観的に自分を眺めてみる一つの手段ですが、この記事ではもう一歩踏み込んで自分の中身『欲求』について、正確に棚卸をすることを提案しています。
この記事では「4大欲求」という定義を用いて、説明をしています。
◆20代の若手から、40代ミドル層までカバーできる考え方
この記事は「メンタルケア」を目的の一つとしていますが、いわゆる心理学的引用は敢えて使っていません。ワタシの独断および経験則を主原料として書いていますので、自身で経験済みである就職後~40代まではカバーできるような内容を意識して書いてます。
【1.4大欲求ってなんだ??】
◆ずばり最初に定義する
・生存欲求
・繁殖欲求
・成長欲求
・貢献欲求
この四つの欲求をコントロールすることをこの記事では提案しています。
①生存欲求
いわゆる「衣・食・住」に始まり、よく「三大欲求」といわれるうちの食欲、睡眠欲なんかもここに入ると思います。
人間、なにはさておきまずは「生きて」いかなければなりません。まずは個としての生命活動に必要なことを求めます。
②繁殖欲求
「三大欲求」のうちの性欲はここに入ります。異性を求める「恋愛感情」なんかも、そもそも何のために存在する欲求かと言えば子孫繁栄にほかなりません。こうして見ると、この欲求については「比較的期間の短い欲求」であることがわかると思います。
③成長欲求
ここでいう成長は「自己成長」を指します。学習意欲などの知的欲求や社会的ステータスを求めるのもここに分類されるでしょう。
④貢献欲求
自己が満たされると(あるいは人によっては満たされていなくとも)、他者への貢献欲求が生まれます。パートナー、家族、親類、会社、地域、社会、国家、と自身が関わる他者への貢献、役立ちたいという欲求です。
◆世の中に「欲求の定義」はいろいろあるが?
欲求という話をするとまず出てくるのは「マズローの5大欲求(生理的、安全、社会的、承認、自己実現)」ですが、、これって一生懸命に解説を読んでいくと「う~ん?」となんとなくはわかった気にはなるのですが、正直ピンと来なくないですか?
最近流行り?の「嫌われる勇気」のアドラー心理学も個人的には何か極論な気がしてスッと腑に落ちません。
というわけで、ワタシのおすすめは上の「4大欲求」をうまく整理して
自己の感情棚卸⇒しなやかに行動に移してより良い人生Get!
を提案します。
【2.4大欲求をセルフチェック】
◆まずは「自己診断」=現状認識からはじめる
まずは自分の中の欲求が「生存」「繁殖」「成長」「貢献」の4カテゴリ存在している(ものとして)、それぞれにどの程度「欲求レベルが強いか」を考えてみましょう。
「とにかく最近は食欲が止まらない、、」というのは生存欲求強めですね。
逆に「大好きなあの人のことを想うと食事ものどを通らない、、」というのは繁殖欲求に引きずられてそうですね。
何がいいとか悪いとかではなく、まずは「ありのままの今の自分の感情」を整理してみましょう。白紙の紙を用意して、自由に気になることを書き連ねてみるといいと思います。
次に白紙をもう一枚用意して、そこには先に書いたキーワードを、4つの分類のどれに入りそうか、仕分けしてみましょう。
欲求の片寄りは、その時その時の外部環境にも当然影響されます。
◆各欲求は「段階的」であり、「相関的」である
「生存」「繁殖」「成長」「貢献」というのはこの順に、「段階的な欲求」であると言えます。
まずは「生存」ということで、暮らしや生活の安定を求め、満たされれば後世へ自分の遺伝子を残すということに(間接的には異性に関心をもつという形で)欲求が傾き、またそれらを達成するためにも「成長」をして自身の能力を高めることに力を注ぎ、さらに上を目指すには他者との関りを増強しようと「貢献」の道をさがす。
平たく言ってしまえば、一人の人間にそんな一度にたくさんのことはできません。気にもできません。だから順番にやるんです。
ただこれは、「逆もまた然り」ということが起きます。
「人の目ばかりが気になって、まともな食生活ができていない」
「自己成長を追求するあまりに、暮らしも生き甲斐も自己中になっている」
「欲求に素直に生きる」というと、甘美な響きがありますが、何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」となりえます。その基準は、「のちになって振り返ったら、自分のこれまでのありように後悔をした」という結果で出てくるでしょう。
あとで後悔をしないためにも、また未来の不安を少しでも取り除くためにも、まずはここで、『自分の四大欲求のバランスチェック』をして感情の棚卸をしてみましょう。
【3.まだ見ぬ未来に思いを馳せる】
◆欲求とは「行動の源=燃料」である
「やらかした!!」
やらかした!!
やらかしてしまうのは欲求のせいです。
やらかしてしまわないためにもしっかり自分でコントロールをしたいわけですが、欲求というのは『モチベーション=純然たる行動エネルギー』でもあるので、うまく活用しない手はありません。
行動こそが未来を変えます。その行動のエネルギーが欲求です。
上の項で、「自分の四大欲求バランス」を整理できている人は、それを眺めて「こんなはずじゃなかった」「もっとこうなっていきたい」と、自分の中に新たな欲求傾向が出てきているのを感じているのではないでしょうか。
ちなみにワタシ個人は『バランス型』な考え方を今はしている認識で、日常生活や仕事に振り切りな生活ではなく、例えば今書いている記事のようにまだ見ぬ誰かのお役に立つ方法を模索してみたりといろいろ試しているところです。人によっては(人生のタイミングによっては)、「ひたすら自分磨き!」という時もあれば、「愛があれば何もいらない!」という人もいるかもしれません。
何がいい、何がダメ、ではなく、性格に自分の欲求状態を認識しているかどうか
◆「今の自分」⇒「なりたい自分」 これを埋めてくれるのが『欲求』
現在バランスと(人生的な)時間軸を持って俯瞰できれば、より正確に自身の感情、欲求をコントロールしやすくなるでしょう。
欲求はエネルギーの塊なので、単に押さえつけようとしてもどうにもならないことの方が多いです。
短絡的な自意識に振り回されて、大きな失敗をしない為にも、時には自分の欲求バランスを棚卸して冷静に眺めてみるというのも、自身の行動エネルギーを、本当に自分に必要な行動へと振り向けるのによい働きとなります。
【4.まとめ】
◆自分の欲求レベルを正確に把握しよう
何事も改善活動のステップは、
- 現状を正確に把握、認識する
- 行き先をしっかり定める
- 行動する
という順になされるべきです。今回の記事ではこの行動エネルギーである「欲求」コントロールを題材にしています。ぜひ四大欲求を使いこなしてください。
◆欲求を上手に利用=コントロールして「自己実現」を目指そう
欲求のままに行動する、欲しいがままに獲得する、そのようなことはとても心地よい響きがありますが、実際やってみると「ほんとうにこれ必要だったか?欲しかったものか?」ということが結構あります。
欲求とは自分の中にある貴重な貴重なエネルギー源です。
せっかくある貴重な資源ですから、無駄なく効率よく使いこなせば、よりよい人生になるような気がしませんか??
無駄なく効率よく生きるだけが人生ではないかもしれません。
しかし、よりよく生きるを追求してみるのも、人生の楽しみの一つではないでしょうか。読んでくれた皆さまの、今後ますますの発展・ご活躍を祈念しております!
なんか、なんとなく将来が不安。。。