【人間関係も好転】意識すべきは全集中でなく[全行動]!『4WD車』を目指す人生とは?

「なんかうまくいかないなぁ。。」
そんな時に思い出したいお話として、書いてみます。

今回は『選択理論』『選択心理学』の用語を借りて説明してみます。

こんなヒトは最後まで読んでいってください。

  • 会社や家族、人間関係がなんだかうまくいっていない
  • 最近、なんとなくやる気がない
  • こんなに辛いのは、ぜんぶあいつらのせいだと思う

◆あなたと他人の欲求レベルの違い

・目標、目的の違う人とは、なかなか相いれない

ヒトはつい、自分と違うことをしている人や、違う考え方をしている人を見ると、

・自分の方が正しいのに!=自己承認、自己肯定感
・抜け駆けはずるい!=未知への恐怖、不安

のような感情を発揮して、つい「その人を変えたく」なったり、「攻撃したく」なったり、認められなかったりするものですね。

手段や理由はともあれ、こちらの都合での【他人への関与・干渉・強要】が続いていては、単純に「仲良く過ごす」のは難しそうです。

なぜなら、ほとんどの場合が、その相手方にも本人なりの「目標・目的」があるからです。

※正義は相対的、正義は人の数だけ存在する。

まずは、「目標・目的は人それぞれ」と理解するところから、無益な攻撃行動や感情を諫めることを試みてみましょう。

生きて行けば、【ここは何としても戦い抜かねば!】という場面もあるでしょう。
ただ、ワタシが言っているのは、【戦う必要のない相手にもイライラしていませんか?】ということです。

こうやって見てみると、今の状況を変えたい!と願った時に、
【相手を変えようとせずに、自分を変えるには?】と消去法的にも考え着くかと思います。

・(参考)人生における「四大欲求」について、自分の今のステージを確認

欲求とは、貴重な行動エネルギーだとワタシは考えていますが、そのエネルギーの性質についてもう少し理解を深めると、より効率的なエネルギー循環が可能になりそうですね。

欲求というエネルギーの分解再構成を試みた、下記の記事もご参照ください。

◆【全行動】アナタの行動を4つに分解してみよう

◎一つ一つの行動を、4つに分解して自動車に例えてみる

自分の行動を振り返るに、さてどういうアプローチ手法がいいでしょうか。
今回は、【4輪の自動車】に例えて解説してみます。

 車の前輪を「行為」「思考」、後輪を「感情」「生理現象」と分けてみる

ケーススタディ:【仕事ができない後輩を叱る】

  • 「行為」=叱る
  • 「思考」=なんでできないのか、やらないのか理解できない
  • 「感情」=怒り
  • 「生理現象」=血圧上昇

もちろんこれがすべてというわけでなく、自身と相手の立場やシチュエーションが違えば、各パラメータ(変数)の内容が当然変わっていくと思いますが、まずは『自身の選択した行動がこの4つの現象に分類できそうだ』と感じてもらえれればまずはOKです。

◎アナタという「4輪自動車」の特徴はこれです

ではここで、それぞれの部位の特徴を見て行ってみましょう。

①前輪の特徴

・ハンドルで操作(コントロール)が可能 ⇒「行為」と「思考」は自分で決められる

②後輪の特徴

 ・感情と生理現象は、前輪の方向=選択結果に付随して自然発生する

 ・後輪の存在は、【自然なこと】であり、否定をせずにまず認め、受け入れる

駆動軸がどちらかという視点で見るのも面白いですね。

①FF車(前輪駆動車)=よく言えば【理性的】、悪く言えば【理屈っぽい】

②FR車(後輪駆動車)=よく言えば【情熱家】、悪く言えば【我がまま、感情的】

アナタは今、どんな仕様の車に乗っていますか??

◎乗りこなし術 最初はFR車、いずれ4WD車を目指す

ここまで見てくると、努力をすべきは、普段から自身でコントロールができ、かつ、しているはずの前輪=「思考」と「行為」をどうするかというのをまずは意識をすべとわかります。

感情などの後輪部分は、それだけを見て押さえつけたり、逆に完全に無視したりする必要もないこともわかります。

言い換えれば、他人がどうあれ、外部環境がどうであれ、アナタはこの自動車=アナタ自身に
乗って、【アナタの人生】をゴール目指して突き進んで
いかなくてはなりません。

この車はそれこそ「アナタ自身」なので、「車から降りてしまう」ということはできないですが、
【違う車に乗り換える=車自体を鍛え上げる】というのは、なんと「可能」です。

ワタシの個人的おすすめはやっぱり、すべての車輪に適切にエネルギーが伝わっている

4WD】車を目指すことですね。「理性的情熱家」とでも言いましょうか。(笑)

もちろん、これにも欠点を挙げようと思えばあって、他の駆動方式に比べて「燃費は悪い」ですね。
ワタシは、個人的な好みでこの「燃費が少々悪くとも、悪路も雪道もぐいぐい走っていけそう」な4WDのたくましい感じが、人生という意味では好きですね!

アナタの好みの人生はどんな感じでしょうか?

選択をすべて自責と考え、経験や反省を踏まえて自主的に以後のより良い選択を重ねることによって
いい結果、いい人生を目指そうというところは、「原因自分論」などにもつながる考え方ですね。

◆まとめ 

1.アナタの行動は「4輪」で支えられて進んでいるとまず【認識】してみましょう

2.後輪(感情、生理現象)があるのは、【当たり前】。自分の感情を認めて受け入れてあげましょう

3.ハンドルがつながっている前輪(思考、行為)こそをコントロールすべきです

4.そのハンドルを握るのは、他でもないアナタ自身。
  アナタの「ハンドリング=選択」こそがより良い人生への最重要ポイント。

5.目的地をしっかり見据えてイメージし、ハンドルをしっかり握ってがんばって目指しましょう

ちなみに、この車に給油すべきエネルギーをこちらの記事で解説しています。
併せてごらんください。

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