はい、何かと言えば結論、この3つのワードです。
- テーマ
- ゴール
- タスク
よく聞くし、自分でも何となくは使っているが、厳密な使い分けに意識をしていない人が結構います。わかっている人というのは、「明確に分けている」人です。
今回のこのテーマに限ったことではないですが、よくわからない、あいまいな事柄は、まず「分けて」みましょう。
では、一つずつ見ていきましょう!
◆テーマ
テーマ =その物語の世界観に名前をつけたもの
【別名】課題、問題
- 我が社が、食料自給率の1%を担っている世界の実現
- 一向に下げ止まらない離職率の極小化
- 顧客満足度と従業員満足度の最大公約数化
- 新規配属者の短期間での実用化教育
- B社およびC公共団体との連携強化
- (今回新開発された)新商品の一般普及
上で挙げたものは、「テーマ」として成り立ちそうなものの一例です。
テーマ=あなた又は「誰か」の【夢】とも言い換えられます。
夢とは、現実でなく、何もしなければ(将来を変える行動をしなければ)決して実現しないことをほとんどの場合言います。
たいがいのビジネスは、とくに新しくやることってそんなものですね。
そこで必要なのは、
- 徹底効率で、無駄のない行動をとり続けること
- 関係者全員で共通認識をして、「仕組化、構造化」
わかりやすく整理された話を組み立てることが肝要です。
ここでやっと登場するのが、続く【ゴール】と【タスク】の組み立てです。
◆ゴール
ゴールというと、文字通り「目的、目指すところ」ですが、二つの意味で使い分けると、より意味や役割がはっきりします。
①最終的に目指すゴール
②通過点としての指標=マイルストーン
大きな一つの夢や、到達点をしっかり明確に掲げることはもちろん最重要ですが、そのゴールへの到達確率を上げるためにも、通過点としてのマイルストーン(小さなゴール)もしっかり設定をしておくといいです。思考も感情も、「生身」なので、あまり壮大なひとつを目指すと途中でいろいろな障害にあって、失敗しやくなります。
マイルストーン=セーブポイント
と理解してもいいかもですね。
◆タスク
タスク=ゴールやマイルストーンに近づくためにすべきことまた、すべきと仮定したこと
ひとつひとつの小さなアクションの単位をよく「タスク」と呼びます。
タスク管理では、毎日「できたこと・完了したこと」をビシバシと消していって、新たに見直していくのがいいですね。パソコンやスマホでやる人も多いかもしれませんが、ワタシのおすすめは断然に
手書きメモで箇条書きです!
- 物理的なアウトプットをして、頭の中をスッキリとリセットさせる
- 終わったものを「えいや!」と線で消していくのが気持ちいい
- メモ上では、極限に自由な書き足しで、自分の思考をさらに深堀進化させられる
ここで、タスクというのをもう一歩機能的に深堀します。
【タスクに『時間軸・優先順位』を付加したもの】
⇒『アクションプラン』と呼ぶ
どういう順でやるかというのは、結構重要ですね。
同じものを目指し、同じタスクを設定したのにやる順番が違っただけで期待値を大いに下げることがあります。
例えばあなたが上司や客先に仕事の進捗を報告や相談しようとしたときに、評価や期待値を下げてしまうのは、こんな時です。
- 最短距離を行ってない=完成メドがいつまで経っても見えない
上司や客先は「ちゃんと結果が出ること、ゴールを達成すること」をもちろん望んではいますが、同時に「早く達成されること」を、例え明言していなかったとしても求めています。この、達成へのスピード感が合わないと、どうしても良い評価にはつながりません。
なので、「まずこのタスクをクリアすれば、全体のメドがある程度見えてくる」というような、「タスクの中でも重要なポイント」をいち早くクリアすることに拘泥できているかというのは、結構重要なポイントになります。
何回もアクションプランを実行する中で、この選球眼もしっかり意識して磨きましょう。
まとめ
テーマの達成・実現のために、
①ゴールを明確にし、マイルストーンにも落とし込み、
②タスクを具体的に設定し、時間軸でまとめてアクションプランに
③アクションプランの進捗を定期点検し、タスクを追加設定して修正
という流れをイメージすることができたでしょうか。
単語一つ一つを拾って意味を考えていてもわかりにくいことも多いです。このようにして、立体的につなぎ合わせて理解をしようとすると、無駄なことをとことん省いて成果を出すことに集中できます。
ぜひ、今日から意識して取り組んでみてください!あなたの行動意識が変われば、成果も周囲もどんどん変わっていきますよ!