【中小企業の生存戦略】自社イメージアップ・極限低予算攻略 10選

うちみたいな「中小」がイメージとか、広報なんて気にしてられないよ。。

こんなことは、よく聞かれますし、実際そうなのですが、広報戦略はしっかり取り組んで成果を出すと、十分なメリットをもたらします。

  • 会社の信用増~営業受注、売上拡大へ有利に
  • 中途採用、新卒採用の増加・低コスト化「障害」が減らせる、応募者が増える

わかってるけど、予算がないよー!!

はい、ないですね。(笑)

いわゆる「広告代理店」や「広報代行」に頼むような予算はほとんどの中小企業にはありません。

存じ上げております。ただ、「自力で低予算でやれる広報戦略」もたくさん知っておりますので、今回はそれをご紹介していきます。

早速行きましょう!題して

『極限低予算攻略・中小企業イメージアップ』編!!

◆「デジタル一眼レフ」カメラを買う

「宣材写真」って大事です。

プロに頼むと、きれいには取れますが、いちいち予算の取れない中小企業にとっては、手軽さに欠けるし、迷った挙句に「お見合い写真」みたいなのをちょっと撮ってもらって終わり、、となりかねないので、ここは思い切って「会社用のデジタル一眼レフ」買っちゃいましょう。

最近のスマホもかなりよく撮れはしますが、やはりレンズが違うとそれだけで「いいもの」にみえてしまいから不思議です。この不思議、ぜひ活かしましょう。

できるだけ安いものを厳選すれば、予算10万前後で2レンズくらいのを探せるのではないでしょうか。

社員の中に「もともと写真が趣味」というデジタル一眼レフユーザーがいたら、ぜひ先導してもらいましょう!最初のうちは、カメラ持ち込みで撮ってもらうのもいいかもしれません。

買うならどれがいい?と相談して、安くていいものを選んでもらいましょう。

写真は後に、いろいろな加工・流用に都合がいいですし、撮りためていけばそれだけで「会社の記録」にもなります。 いい投資だと思います。

◆会社パンフ 刷新

お客さま、営業先、出資者、求人への応募者、対面で人と自社について話をする時にはこの「会社パンフ」を使うことになると思いますが、これ、いい加減にしているのは「めちゃくちゃ損かつイメージダウン」になるので、なんとか対処しましょう。

  • パワーポイントで自分でスライドを作る
  • データを「印刷通販」で製本して出来上がり

「パンフをつくる」というと、すぐに「印刷会社か~金かかるなぁ。。」と思う人がいるかもしれませんが、今ならラクスルなどの印刷通販会社を使えば、「少部数」「低コスト」でのオンデマンド印刷が可能な時代になりました。 紙への印刷に関わらず、屋外用にA0アルミパネル作成や、オリジナルグッズまで、いくらでもあります。(笑)

パワーポイントで写真をふんだんに使ってデータを作り(冊子にするので『4の倍数のページ数で作成』)、それをそのままPDFにして冊子化、元のパワーポイントは来客時に投影スライドとして使用すれば、データのそれぞれ更新という手間もなく、最新の状態が保てます。

そもそもパワポって、あんまり使ったことないな、、という方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

◆名刺も更新

パンフを刷新してみたら、合わせて名刺もデザイン変更してみましょう。

名刺は、「あなたとあなたの会社の印象そのもの」になります。

ぜひ、「見せたいイメージ」にしっくりくるデザインを練ってみてください。

これは、googleの画像検索なんかが、アイデア拾いに便利ですね。

「名刺 かっこいい」

とかで、自分の求めるイメージを画像検索結果を眺めてみましょう。

制作にはまた「ラクスル」が安くて便利でおすすめです。(しつこい(笑))

◆Webサイト更新

Webサイトも中小企業が10年単位で平気でほったらかしにしてしまううちの一つですが、これもぜひてこ入れをして刷新をしましょう。

CMS(コンテンツマネジメントシステム)を採用したサイト作りで、少なくとも「ちょこっと修正したい、追記したい」くらいのことは社内でできるようにしましょう。

Webに明るい社員が居れば、その人に作業時間を提供して、WordPressで全部作ってもらうのが一番の低予算(外注費用が立上げ2~3万程度、ランニングでサーバー1万前後/年)かつ自社の貴重な財産にはなりますが、これは人員状況によるところが多分にありますので、無理におすすめはしません。

外注して最初は作ってもらうにしても、「WordPress等で最初だけ作ってもらって、あとは社内でやる」という方針で、いくつか見積を取ってみて検討したらいいと思います。

予算のかかり方と、何より満足度の持続性も違ってきます。

Webサイトの更新が終わったら、集客には『Google広告(リスティング広告)』がやはり、一番効果が早いです。SEOなど、検索順位を地道に上げるという作業も必要ですが、変にここへ注力をするというよりは、ネット広告で「費用対効果」をしっかり見ながら試していくのが、集客予算としては最適化を目指しやすいです。

◆SNSを始める

日常的な情報発信は、HPよりもSNSの方が手軽に続けられるので、試しにでも始めてみましょう。

使うメリット

  • 「そこまでかしこまらない」情報発信が可能
  • 「非公式」の手軽さ =一般社員でも運用可能
  • フォロワーと能動的につながれる、発信ができる
  • 見る方から「身近さ」を感じる演出が可能 =採用対策

SNSについては、FacebookでもTwitterでもInstagramでも、どれでもゼロ円で始められますし、初めから広告予算を割く必要もないので、誰か担当を決めて、もしくは関係者皆である程度ルール付けをして、とにかくまずは始めて投稿してみましょう!

選ぶ際のポイント

・Facebook =30代以上、中高年向けの発信

・Twitter =若者向けに発信したい、つながりたい

・Instagram =基本写真投稿なので、「きれいな写真」「すごい写真」が撮れるならおすすめ

かんたんに言うとこんな感じでしょうか。

地元向けしばりの発信を続けたり、フォローをしていたりすると、「地場特有のコミュニティ」が作れたりしますので、いざイベントをやるとかの際もいい情報提供先に育てられます。

◆会社の外観を整える

ここまで一通りの「集客施策」を展開してきていますが、せっかくお客さまにきてもらっても、

  • 掃除もまともにできていない
  • 看板がはがれている、壊れたまま
  • 塗装がはがれてみすぼらしい

などでは、せっかくの苦労が台無しです。

まずはお金のかからない、「みんなで一斉清掃」からでも始めてみましょう。

「古い」のは味や歴史があっても、「汚い」「壊れている」はそんな評価にはなりません。

手入れが行き届いてている様子を見て、人はその心意気・心構えを感じ取ります。

看板が壊れていて、頼む予算もない、、という場合にはこれも「印刷通販」で横断幕やアルミ板ポスターなんかを作ってみると、低予算で見た目よく再生ができる可能性があります。

できることから順に取り組んで、少しずつでもきれいにしていきましょう。

◆社内外で「大きな声で」「自分から」挨拶してみる

営業マンが声が出ないのは、逆に目立つのでよくわかりますが、内勤の社員などが声が出ないと、やはり社内に活気が出てきません。その影響は、「電話口」「来客応対時」にはっきり出てしまいます。

これは、来客者側が感じ取ることなので社内にいると感じにくかったりします。

これについて対処するには、「元気出せ、声を出せ」とばかり言ってもなかなかよくはならないので、

まずはあなたが毎回元気に大きな声で、

「おはよう!」「お疲れさま!」と社内外問わずに声掛けをするところから始めてみましょう。エネルギーは不思議と循環します。

これも「予算ゼロ」で、お得です。ぜひ試してみてください!

◆地域の催しに参加してみる

自社がどんな「地域貢献」をしているか、パッと説明できるでしょうか。

地域貢献は、本業でお客さまへ貢献するより

  • 難易度が比較的低いのに、信用の溜まり方が早い

という特徴があります。地元の商工会や地域コミュニティなどにあいさつに行ってみて、

「何かお手伝いできることありませんか?」

と聞いてみましょう。思わぬ拾い物、活躍の場がきっとありますよ?

◆展示会に参加してみる

昨今の緊急事態宣言下では、ほとんどの展示会が中止、延期になってしまいましたが、また展示会などのイベントができるようになってきたら、ぜひ出展検討をしてみましょう。

これも、広告代理店やイベント屋さんに頼まなくても、印刷通販を使えば結構きれいにブース装飾も作れます。

ワタシも大型展示会に何度か低予算チャレンジをしていますが、来てくれた知り合いに、

「このブースぶっちゃけ、いくらかかってるように見える?」

と質問して「う~ん300万くらい?」と言われるようなブースを印刷通販フル活用して30万円以下で実は作ってたなんてのもあります。大手企業がゴリゴリに予算をかけてきれいに立派なブースを作ってくれているので、それに乗っかって、こちらは低予算で良いお客さま集客をしましょう。

展示会は中小事業者にとって、「流れのお客さまに【偶然に】出会える」いいきっかけの場です。

ぜひ、チャレンジしてみてください!一発当てたら大きいですよ?

◆一年やった成果を「CSR報告書」としてまとめてみる

ここまでいろいろと一生懸命施策を展開してきたら、一年後にそうまとめで「結果の棚卸」をしてみましょう。何事もやりっぱなしでは、その後の成長につながりません。

名目としては「CSR報告書」として、これも社内でまとめておくのが良いと思います。

社員に対して配って、意識の改革を期待し、ポイントポイントでお客さまにも配布して、努力をアピールしたり、改善点のご指摘をもらったりすることができます。

また、いろいろやってきたことが、そのまま「あなたと会社の資産」に一年も経てばなっています。それをまた育てていくのも、楽しいものです。

ぜひ、あなたとあなたの会社の「飛躍の一年」になることを祈念しております!!

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