【働き方改革】会社より自分が先に『意識改革』をすべき5つの視点

【働き方改革】ということが言われ始めてからだいぶ経ちますが、まだまだ日本にこの考え方や行動が根付いてきたとは言い難い状況です。

国は、細りゆく国力(労働力、生産性)になんとか対処しようと躍起にはなっていますが、企業側がどうしても文化的、はたまた経済的な理由からついていけておらず二分化してしまっています。

さて、この状況下でワタシたちが一個人として、会社自体の制度改革や意識改革を待っているのは、
「他人任せ」の「機会損失(チャンスロス)」
と言わざるを得ません!

さっさと、【自分の意識改革】を先に達成してしまいましょう。

ワタシから見た、5つの視点をご紹介していきます。自分が今どういう段階、状況にあるのか、ぜひ点検をしてみてください。

◆働き手(自分)の要望とは何か ~自己の視点

そもそもというところで、「自分が何を(その職場に)望んでいるのか」を改めて考えてみましょう。

そしてそれは、その職場、企業の経済合理性と両立されないのか、優位性はあるのかという点を見てみましょう。配慮の足りない画一的なルールやユニークな企業制度などができあがるのを待たずとも、自分のこころの本質的欲求をまずは捉えておきましょう。

スキルアップ、承認欲求、貢献欲求、収入アップ、達成経験
自由時間の増加、健康配慮 etc.

自分の思いと会社の方向性や思惑が重なり合うなら、『迷わずGO!』
逆に真反対なら、会社を変えるか、自身を変えるかの、自身の居場所を変えるかという3択に迫られると思いますが、ここは早まらず、続く視点も点検してみてください。

◆持続可能性=それ、続けられますか? ~SDGsな視点

どこかにムリがある方法や考え方では、続けられないので結局すべて無駄になってしまいます。

  • 一方的に人材が負担を背負う、ひたすら苦行に耐えている
  • 逆に、企業組織側が「先行投資」と考えられる以上の負担を背負い続ける

どちらも続かなそうですね。時間と労力のムダでしょう。

自分の要望、欲求を満たすためのアイデアは、コスト的、物理的、精神的に無理がないかを検証してみましょう。

そうシミュレーションすることで、より良い「三方ヨシ」なアイデアがでる可能性があります。

◆労働生産性の追求 ~成果追求の視点

生産性とは?

シンプルに、表現すると以下のようになります。

 投入原資(労働力)⇒【成果】 を見る指標

人数当たり、一人当たり、または設備当たりの生産量、売上等を見ることで具体的には表されます。ちなみに日本は、諸外国に比べても「最低クラスの生産性」であると統計で出ているようです。これは、単に鈍くさいという以上に国民文化的なものかもしれません。

文化的(国民特有の精神的)な部分をあまりガツガツ突くと、精神的欲求や満足度は下がりそうですが、生産性の話で避けて通れないキーワードは【効率化】です。

試しにでも、時分や周りの環境を以下のような指標、段階で点検してみましょう。

  • ①物理的な改善活動 (3T、5Sなど)
  • ②ソフト的な改善活動 (新しい業務システムの導入、アナログ業務のデジタル化)
  • ③人的資本への投資 (従業員教育、資格取得奨励、技術訓練)

あくまで今回は、【成果】を最大化することを目的とした改善箇所の点検なので、「その改善をしたら、どれだけ成果に結びつけられそうか」というのが判断基準の一つになります。

また、自分自身の単独生産性と、所属する職場全体の生産性、双方を眺めてみると一つの気づきを得られる可能性があります。

◆時給基準から価値基準へ ~評価基準の視点

  • 本質的に企業が求めているのは【成果】=すべての原資となる
  • 従業員には給与で、良くも悪くも【一定の保証】
  • 成果の上下が直接的には給与に反映はされない

ここまでが、「時給基準型」の世界線です。

では、価値基準とはなにか。

◆その場での自分の「最大成果」を追求する 

⇒かかった時間、かけた時間が問題ではない。そもそもの向き不向きや熟練度も踏まえた「最大成果」を目指す。

◆自分の決めた「分野」においては、「平均点・合格点」でなく、「最高得点」を狙う

◆今の職場は、そのあなたの「最大成果」に報いうるか否かを見極める。

自分が何をしたか、どれだけ関わったかなど手間暇コストを抜きにして、「どれだけの単位期間成果を出せる人間か」という点で再評価をしてみましょう。

これは、あなた自身の【経済的価値】を、先に突き詰めてみるという考え方です。

職場や会社に不平不満があるとして、それが経済的な乖離としてはどの程度なのか、見極めてみましょう。これは、「時給」という細切れの単位では、なかなか検討の難しいポイントです。

◆業界標準との比較をして、レベル感を計測する ~客観的視点

ここまできて今の職場と自分との「方向性の違い」「成果への報償の乖離」を認識するのなら、
転職活動を少しでもしてみて、「自分の現在の客観的経済価値」を体感してみるのも一手。

逆に企業への感謝や温情を感じるのであれば、さらに活躍してその場に貢献し盛り上げていくのも、もちろん一手。

ポイントは、自己評価を独りよがり、過大評価の中に迷い込まないよう、こういう経済的価値の判断という点では【客観的評価】を可能な限り盛り込むことが重要です。

単にその場や周りの考え、雰囲気に流されずに、内面的にも客観的にも双方からの

「自分の指標・判断基準」

を常に磨くという心意気であらゆる業務に臨む姿勢。

それこそが、あなたがたとえどのような選択判断をするにしても、会社より何より自分自身が最も頼りになるという文字通り自立した強さを入手したと、確認することができるでしょう。

ぜひ一度、一時の感情や職場状況に流されずに、これら5つの視点で総点検をしてみてください。

職場を変える(改革する)にも、変える(転職する)にも、まずはあなたを変える(意識改革する)のが何よりの力であり近道ですよ。

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