今回は、「みんな大好き!」相場格言のまとめ記事です!
古くは日本の『コメ相場』時代の名言から、ウォール街の常識まで、時代と国をまたいで独断と偏見で選出しています! 今は買いたいマインド?、それとも弱気マインドですか?
先人たちの教えを確認しながら、自分の相場観を再チェックしてみましょう!
【日常マインド系】
◆行動したものこそが勝者
・麦わら帽子は冬に買え
・無から有は生まれない 虎穴に入らずんば虎子を得ず
・最初の損は 最良の損
『先行者優位』ということですね。 待っていても何も得られません。それどころか、じっとしていることのリスクだってあり得ます。
勇気をもって、行動しましょう! 知識武装は、行動しながら身に付けられますよ!?
まずは、小さくはじめて、小さな損までしてみるのがいい勉強になります。わざと損する必要はないですよ? だって、だいたい最初は失敗します泣 ワタシも小さい失敗たくさん踏み抜いてます!
◆でも、落ち着いていこう
・相場は明日もある
・休むも相場
・行き過ぎもまた相場
・二度に買うべし 二度に売るべし
・ブルもベアも儲けられるが、ホッグはダメだ
※ブル(強気相場の買い)、ベア(弱気相場の売り)も儲けを出せるが、ホッグ(欲張り豚)は儲けられない
相場に身を投じると、ついつい、今まで意識していなかった自分の中のいろいろな感情に向き合わされます。これは本当にやってみないとわからない部分です。なので、最初は『小さく』試してみましょう。
◆売りは買いより難しい。。
・名人は 天井売らず 底買わず(頭としっぽはくれてやれ)
・見切り千両、損切り万両 ←→ もうはまだなり まだはもうなり
・知ったら仕舞い =期待で買って、事実で売る(Sell the Fact)
投資はどこまでいっても、損の恐怖と儲けの強欲という感情の引っ張り合いの中で進んでいきます。買う以上に売り時を見極めるのは本当に難しいです。
例えば、上の「見切り千両」の言葉は、損切も利確もそうした時点でそのトレードは『過去の話』になっているので、いつまでも引きずらないで次を見よう!という言葉です。
逆に「もうはまだなり」というのは、スタンスが違う言葉ですので、どちらを採用して行動するかは結局は自分自身が決めなくてはなりません。
どこまでも【精神鍛錬】ですね!
ワタシは、つくづく裁量トレードの難しさを思って、【リピート系自動売買】が好きになりました。(笑) 投資手法の良し悪しは人それぞれですので、やはり『気になるものを少しずつ』試して体験を実際してみるのが一番ですね。
◆リスク管理は大事だね
・一つのカゴに卵を盛るな
・相場のカネと凧の糸は出し切るな
・賢者は考えを変えるが 愚者は決して変えない
この辺りは、本当によく聞く言葉ですね。
最近だと、「せっかく卵をいくつかのカゴに持っていたのに、その下のテーブルがひっくり返った」みたいな世界相場の相関性の高さがありますので、分散にも気を使いますよね。
資金を出し切ったときに限ってさらに逆行する気がします!泣
最後の「賢者」の話も、それこそ昨年の2020大暴落~大躍進相場にて、ワタシはちょうど『二番底』が間違いなく来ると勝手に信じ、売り仕掛けをし続けた愚者でしたね。。身に染みて反省しております。。。
【経済サイクル系】
・野も山もみな一面弱気なら 阿呆になりて買いの種まけ(本間宗久)
・人のいく 裏に道あり 花の山
・強気相場は絶望の中で生まれ、懐疑の中に育ち、楽観とともに成熟し、幸福の中で消えていく
先の二つは、『逆張り』の心得ですね。人の言うことを聞いて、大衆と同じことをしていれば、当然儲けるなんてできるはずありませんよね。
三つ目の「強気相場」の話は、現在の金融相場がバブルにしか見えないワタシにとっては、心の拠り所でもありますね。
今はどういうタイミングなのか!?
冷静に市場のウォッチを続けたいと思います。
【季節アノマリー系】
・1月相場=ご祝儀相場
・2~3月「節分天井彼岸底」
・4月効果 新年度相場
・5月 セル イン メイ(Sell in May)
・7~8月 夏枯れ相場
・10月 ハロウィン効果 =歴史上の大暴落相場が多い
・12月 クリスマスラリー
最後は、季節ごとの『お約束アノマリー』をまとめてみました。
どれもほとんど、「確証はないがそうなる気がする」という程度なのですが、でもなんだか気になっちゃうシリーズですね。
ちなみにこの通りの売買をするとすると、
『これから5月までは上がり基調なので買い持ち、そこで一旦売って夏場は一休みしてハロウィン過ぎたら買い戻す』
という感じになります。
さて、今年はどうなりますか?
まとめ!
こうして有名な格言を並べてみると、相場への向き合い方が透けて見えますね。
・冷静に慎重に準備し、勇猛果敢に攻めよ
・リスクとリターンは比例する
平たくしてしまえばこういう事でしょうか。
なんにしても、相場は「チャート=結果」がすべて。
翻弄されず、日々勉強頑張りましょう! ワタシもまだまだ頑張ります!