ふるさと納税。
名前はかなりニュースなどでも取り上げられてメジャーになっていますが、まだまだ意外と利用されていません。
この制度、実は「勝ち確」な必勝節税法です。
しかも、やってみると【超簡単!】
サラリーマンの方に限らず、収入があって住民税を支払ってる方はどなたも取り組めるので、まだやったことないよ?という方はぜひ今年からチャレンジしてみてくださいね!
◆ふるさと納税がサラリーマン必携の理由とは?
・自己負担2000円のみで、寄付金額に応じた各地(申込先)の特例品をゲット
・寄付金額は、翌年の「住民税」から控除される
自分が支払っている「住民税」の一部を他市町村に寄付することができ(手数料2,000円)、しかも寄付金額の30%相当と言われる【返礼品】がもれなくもらえるという制度です。
仮に50,000円分のふるさと納税をすると、手数料2,000円で15,000円分相当の返礼品をゲットできるという事です。
ちなみに楽天でやると、楽天ポイントも普通についてきますので、この手数料分もほとんど無料に近い感覚です。
もちろん、返礼品は自分の好きなものを選び放題です。
やらない手はなくないですか??(笑)
◆ふるさと納税 やり方 かんたん4ステップ
ワタシは「楽天」でポイントももらってふるさと納税する派(笑)なので、楽天でのやり方を、流れに沿ってご紹介します。
①まずは「自分の『寄付金控除額上限』を調べてみる」
「ふるさと納税 楽天 シミュレーション」などで検索をすればサイトはすぐに出てきます。
ふるさと納税は自分の「控除上限額」をしっかり把握しておかないと、「寄付損?」になってしまうので、最初にちゃんと把握しておきましょう。
上は楽天ふるさと納税サイトからの引用ですが、このように各家庭で控除上限金額(手数料2,000のみでふるさと納税ができる上限額)が異なってきますので、まずは自分のこの金額を調べてみましょう。
楽天だと年間収入と家族構成等を答えるだけの簡易シミュレーションと、源泉徴収票などを見ながら正確に答えて詳細にシミュレーションできるページと2パターンありますのでまずは気軽に打ち込んでみましょう。
②控除額上限以内で、楽天ふるさと納税サイトでお買い物感覚で寄付をする
楽天ふるさと納税サイト内で、普通にネット通販感覚で返礼品を吟味します。
ちなみに去年ワタシが申込したのはこちらです。
価格:20,000円 |
【ふるさと納税】日本酒 飲み比べ 久保田 新潟 36-08【720ml×6本】久保田飲み比べセット 価格:50,000円 |
食品から日用品など、様々なジャンルの返礼品が日本各地から出ていますので、楽しく探してみましょう!
申込も簡単です。
※一旦ここで「キャッシュアウト(支払い)」が発生しますので注意です。
真にお得を実感するのは【翌年】ですよ?
ここで、「寄付金額」をクレジットカード等で一旦支払いが必要です。
これは、「翌年払うはずの住民税から控除される」というわけですので【翌年の納税を前払いした】ということになります。
※控除額から手数料2,000円は引かれます。
※自身の最終的な住民税額によっては、控除額上限が増減しますので、不安な方はしっかりとシミュレーションをしておきましょう。
③ワンストップ特例を申請、または確定申告をする
商品が届くのとは別に、寄付先の自治体から書類が届くので内容をちゃんと確認しましょう。
この書類の手続きをしないと翌年の控除が適正にされないので、重要書類です。
・給与所得しかない(確定申告をしない)かつ、5自治体以内の寄付
⇒ワンストップ特例が活用できます!
「ワンストップ特例申請書」というのを書いて、寄付先自治体すべて(5自治体以内)に送ると、それで手続きは完了可能です。
給与所得かどうかに限らず、いつも確定申告をされる方や、5自治体を超える自治体へ寄付をされた場合なども、確定申告が必要になります。
ワンストップ特例の申請書を出していても、確定申告をすると自動的にこの申請書が無効で処理されますので、確定申告する場合は忘れずにふるさと納税分の申告も併せてするようにしましょう。
寄付金控除は、「所得税」の対象にもなりますので、ちゃんと申請できていれば所得税からの還付金も発生します。還付金額は、確定申告書を作成すると自動で計算されて出てくると思いますので、そこで確認をしてみましょう。
④翌年の住民税額から寄付金額が控除される
住民税は年度替わりに前年所得から計算をされ、例えばサラリーマンだと翌年の6月~翌々5月にかけて月々天引き徴収をされる形になります。
給与明細で、しっかり「ちゃんと見込んでいた額の住民税控除がされているか?」を確認しておきましょう。
最悪、「なんだかおかしい。。」となった場合でも、確定申告をしなおせばほとんどの場合は解決されるようなので、税務署などで相談してみましょう。
◆まとめ ふるさと納税を攻略して賢く節税しよう!
さて、いかがでしたでしょうか。
かく言うワタシも昨年からの参戦です。
これからは毎年しっかりふるさと納税するつもりです(笑)
まとめると、
☆メリット
・寄付金の30%相当額の返礼品をもれなくゲット
☆デメリット
・前年に一時的にキャッシュアウト(寄付金支払い)がある
・確定申告などの手続きが多少面倒
という感じですが、少々の手続きで「返礼品分丸儲け」なので、基本的にやらない手はないと思います。
申し込んだ後の申請や確定申告の部分が面倒や厄介に感じる人も多いかもしれませんが、確定申告を制することで、蓄財感覚も養われると思いますので、ぜひぜひチャレンジしてみてくださいね!