さて、この記事を辿り着いたアナタには今、「自信」があるだろうか?
誰でも知っているこの「自信」という言葉。当たり前な存在過ぎて、実はあまりちゃんと考えたことがない人が多いように思います。
自信があれば何ができるか。何が起きるか。
ないのとあるのとでは大きな違いです。自信があることのメリットに異議を唱える人は少ないと思いますが、ではどうやって自信をつけるかというと、
『とにかく、やるっきゃない!!』
と、突然スポ根筋肉過多な回答が出てくるのも多いので、今回はこの記事を通じて
「自信の付け方」の誤解を紐解き、正しい手順の解明を試みたい。
ぜひこれを読んでいただいているアナタにも
というスーパーな人生上昇スパイラルを手に入れてほしいと思います。
◆こんな人におすすめな記事です
今回は「自信」ってなんだ!?をとことん突き詰めることをテーマとしているので、あらゆるヒトが活用可能と思いますが、例えばこんな人向けです。
- とにかく何をやっても自信が持てない性格、だという自覚がある。。
- これから就活がんばります!現在就活奮闘中です!
- これから転職活動がんばります!人生変えてやります!
- 大一番の勝負に挑むぜ!(商談、提案、告白、求婚、懺悔、)
自信がある、ないっていうのは結局、対人スキルに多く偏ります。自分ひとりの世界であまり自信がどうのこうのとは考えないものです。もっと違うことを考えたりしないとならないので。
自信が「ない」と言うのは簡単なことです。ただ、それが「何もしなくてよい言い訳」になってないか、思考停止のトリガーになっていないかをぜひ確認してみてください。
【ずばり、「自信」ってなんだ!?】
◆「自信」=「自己評価」←100回唱えよう
はい、大事なことなので覚えられるまで唱えましょう。これがもう「答え」なんです。ここが理解できたら以下を読んでいただく必要もありません!
自信攻略完了です。笑
そう、「自己評価」なんです。それ、アナタ自身が決めたことなんです。さて、最初に「自信がない」と答えたアナタはつまり、「自己評価がない、低い」ということになります。ここでポイントなのは、あくまで自信=自己評価をなくした、低くしたのは、ほかの誰でもない「アナタ自身」だということをまずはしっかり認識してください。
ここで言う自己評価とは、承認欲求のような話とまた異なり、自分に対する比較的客観的な評価、ということになります。認められたいのになかなか認められない、とか成果が出ない、他人評価が上がらないことへの不満というような話とは異なります。
あくまで「アナタの」「アナタに対する客観的評価」です。
◆「経験値」「経験量」に自信は比例しません
自信をつけるために経験をとにかく積むしかない!というような話は昔からいくらでもありますし、書いてるワタシ自身も昔はそう思ってとにかく我武者羅に頑張っていたものです。ただ、上に書いている通り、「自信」=「自己評価」なので、どれだけやったら自信が一定につくのか?を決めるのも本人次第ということになります。
例えば自分の尊敬できる、信頼できるような人にお墨付き(「これだけやれば大丈夫」)をもらって、それをやったから、自信がついた、、という例はあるかもしれませんが、それも分解すれば「自分が決めたゴールに到達したから自分を認めた」というに過ぎません。
つまり、自信には自らが認める確たる根拠が有用だということになります。
◆じゃあ「根拠のない自信」ってなんだ??
その「根拠」という言葉を「誰が使ったか」「誰にとっての根拠か」というのが話を紐解くカギになります。
例えば自分自身で「根拠はないが、自信はある」と使っているとすると、理屈もなく自分を信じられているので非常に強い反面、より強者が現れたりすると何の拠り所もない分、すごい勢いで崩れたりします。要は安定感がそれだけないわけです。
では、他人に「根拠がない」と言われたケースではどうでしょうか。他人がいう文脈ではほとんどの場合が「経験値が足りていない、場数が足りていない」という意味で使っていると思われます。ただ、先に書いている通り、経験と自信に直接的な相関関係はないので、この場合では「まずは自分を信じて行動し、結果を得るべし」となります。
【「自信獲得」の攻略手順もずばり言う】
◆アナタがまず、すべきこと
今回の記事は「攻略」がテーマなので、ちゃんと攻略していきますよ!?しっかり読んでいただいた皆さんに自信をつけてもらいます!
自信をつけるために必要なのは「しっかりとした準備」です。
まずは「自分のイイところ」をひたすら、たくさん書き出そう!
ダメなところに目が行っても、そこは一旦忘れましょう。
とにかく自分のイイところをたくさん発掘してみます。この場合、内容の大小よりは「とにかく数をたくさん」書き出してみるのが優先です。思いつかなくなって、手が停まってしまったら、一旦寝かして翌日にでもまた続きをやってみましょう。とにかくたくさん出すことです。
数は多ければ多いほどいいですが、最低10個は書きましょう。誰でも10個くらいは必ずイイところありますよ、信じてください!あなたが気づいていない、もしくは認めていないだけです。
◆それだけでいいの?うん、もう少し頑張って!
さて、最初にやってもらった作業が「アナタの現在価値」を書き出してもらう作業でした。
次にやるのが、「アナタの未来価値」を考えるという作業になります。
自分が見つけた「イイところ」、それを持って出かけてみたら、同じ土俵でもっとすごい価値を持ち歩いてるヒト(好敵手)に出くわした!さあ、どうする??!
よくありそうな場面ですね 笑
自分より上手、なんてヒトは世の中いくらでもいるわけですが、上手に出会う度に自信をなくしてしまっていては、うまくいくもののうまくいきません。そのために必要なのが
『自己成長計画』です。
自分の書き出した「イイところ」を眺めながら、
「自分はこうなる!こうあれるはず!」
という、「未来の理想」を「自分のイイところを伸ばした延長線上で」描いてみましょう。これが、まだ実現していないが未来はこうなっているという「アナタの未来価値」になります。
◆作業が二つ終わったら
はい、ここまで自分自身を、未来を含めて棚卸できたらそれだけでも気分が晴れやか、すぐにでも行動したくなっているのではないでしょうか。
より具体的には、例えば採用面接などでは「現在価値」+「未来価値」をセットで売り込むということをします。自分の今と未来を語って、そのトータルで自分の価値を表現するようにします。現在価値を語るだけでは、「それでは足りない、物足りない」と指摘をされたり思わされたりするケースもあるかもしれませんが、未来を同時に語っている人間にはなかなかヒトは突っ込んできたり、批判的にもなったりできず、むしろ応援したくなります。
過去に何をしてきたかを語るより、「未来がどうなるか」を語る人の方がより魅力的に思いませんか?ずばり、それをしましょう。過去の体験などは、補足情報程度に考えておきましょう。
【自分の自信を見つけた後のチェックポイント】
◆奢らない、ナルシストにならないために
調子にノッテるくらいが、ちょうどいい!ガンガンと行動できるという人もいますので、行動量を減らさないくらいがいい自信の付け方な訳ですが、無闇に自信をつけ、ましてやひけらかしたりするとナルシストっぽくなってしまい、対人関係がうまくいきにくくなりがちです。
そうならない為にも、先に二つ出した「現在価値」「未来価値」のふたつのうち、特に「未来価値」の方へフォーカスをして行動し、自分は常に『チャレンジャー』であることを忘れないようにしましょう。
◆あれ?自分疲れてる・・?と思ったら
ここまで読んで、しっかり行動も積み上げているようなアナタであれば、違う心配として、「頑張りすぎ」があります。
安易な目標変更や諦めというのは推奨できませんが、それと「休息をしっかり取る」というのは別物です。疲れを感じたときは特に、思い切って休息してみましょう。慢性的な寝不足なんかもよくあります。しっかりぐっすりと、たまには何にも気兼ねすることなく眠りこけてみましょう。
補給線もしっかり整え、「戦い続けられる」ことがまた新たに自信を確たるものへと育てていきます。
自信をつける ⇒行動が進化 ⇒結果の革新