【初心者も納得】今週の株価・為替相場をチャートでふりかえる 21年4月10日

みなさん、今週もお疲れさまでした!ふぁうすと3世でございます。

週間概況は今回で3回目となりました。 ずっと読み続けると、チャート力がつくかも?(笑)

今週は、【ブロックトレード問題】が引き続き少しくすぶっていた他にはあまり話題はなかったですね。ちなみに来週も、大きな経済指標等もなく、「何もなさそう」な一週間であるという見方です。

ニュースだけ聞いていてもわからないところも、

相場は「チャートこそ世界が多数決した結論」

なので、やっぱりチャート勉強は地道に続けたいですね。

ではでは早速、一緒に見ていきましょう!

チャートツールは定番の「トレーディングビュー」を利用しています。

(登録だけで無料のままでも使え、あらゆるチャートが見放題という神ツールです。)

株価から ダウ30チャート! 米国の伝統的30社株価

今週もやはり世界経済のけん引車である、アメリカ株価から見ていきましょう。

最初のチャートは米国ダウ平均30の日足チャートです。

先週のチャートでは、「相場は上げる気満々ですね!」という結論で終えていましたが、しっかり上辺を突き抜けてピボットのR2も抜けたところで週を終えています。

一つ、しいて言えば、チャートの下のところに「出来高」を表示していますが、ずいぶん少なくなってきているのがなんだか気になりますね。。

ピボット(回転軸)ウィークリーとデイリーがよく使われる。ウィークリーであれば、前週の高値、安値などをもとに今週の高値圏・安値圏を、高値圏はR1~R5(レジスタンスライン)、安値圏はS1~S5(サポートライン)で表示。各ラインで反発する可能性が高く、R3およびS3への到達確率は10%未満とかなり強い抵抗線または支持線となる。

ワタシは、主にウィークリーピボットをトレーディングビューのデフォルト設定そのままで使っています。 各チャートツールでたくさんの機能や設定変更が可能ですが、自分が見やすいというよりは、「できるだけ多くの人が採用している指標」を見つけられるが一番の強みとなりますので、まずはだいたい「初期設定で慣れる」というのを意識しています。

米国長期債金利(10年債)

こちらも、選手はだいぶ落ち着きが出てきた、という話をしていましたが、上昇サポートライン(黄色の線)をはっきり下抜けてきました。

S1で少し反発してきた感じですが、しばらく様子見ですね。

各国が国民給付と債権の増発を連発して通貨供給が以上に増えているので、いわゆる【金余り現象】から、元々の相関性がだいぶ失われていますが、米国でも既にワクチン接種が1億人・40%を超えて進んでいるなど、相場でも経済正常化がだいぶ意識されてきているようです。

お次はS&P500チャート 米国上場500社の時価連動指数

S&P500の方も、R2に到達。

ダウの方は一旦上昇チャネルも上抜けてましたが、S&Pは上辺近辺いっぱいあたりにきていますので、ここを抜けられるのか、跳ね返されてきてしまうのかが注目ですね。

ナスダック100 ハイテク系100社

ナスダックもなかよくR2に到達できましたね。

金曜日が比較的眺めな下ヒゲで終了をしてますので、このまま2月の直近高値の水平ラインを抜けられると、もう一度「上昇チャネル上辺(青帯の上辺)」を目指しての上昇が期待できそうです。

ついでに『VIX(恐怖指数)』も見てみる

VIX(恐怖指数)も、今週は17を割って、平穏そのものですね。

今週は、全体的に動きの少ない週でしたので、いずれのチャートも素直な方向(?)へ動いているようです。

我らが日経平均株価!(日経225)

さて、お待たせしました。我らが日経平均225です!

ずっと3万円のキリバン大台に跳ね返されてボックス的動いていましたが、いよいよ「上昇多チャネルの下限(青帯の下限)」にぶつかりそうになってきて時間が無くなってきました。

今週はまた3万円にチャレンジ、さらにちょっといびつですが「逆三尊」みたいなのも形成しかけていますね。

米国市場が、一応「上目線」なので、それを追い風に日経も上がれるか、来週あたり大局が見えそうです。日銀が日経連動のETFを買わないと言ってから、しばらくもつれていましたが、されど「逆に下げる要素もなし」というところで、ボックス的になってしまうのでしょうね。

為替 米ドル/円

はい、変わってお次は米ドル/円のチャートですね。

こちらはチャネルへ完全にもどってきてしまいましたね。S1も一旦抜けて、その後そのS1を挟んでのもみ合い。

DXY(ドルインデックス)の方を見ると、そちらでは完全にS2も抜けてS3にワンタッチする勢い、逆にJXY(円指数)の方では円が戻してきており、R2にワンタッチという感じでした。

ということで今週は、ドル円の下げ要素は、「ドル安要素」がけん引しているようです。

豪ドル/米ドル

次は、いつものように?その他主要通貨をふっとばして「豪ドル/米ドル」へ!

何故かと言うと、今週もワタシがずっと「豪ドル円のスイングトレード」してたからです。。

今は、裁量トレードとしては、豪ドル円を少しやっているくらいですが。

さて、ここまで見てきたように「株価は上げ方向(リスクオン)」「金利下げ(リスクオン要素)」「ドルも下げ方向」となると、豪ドルは「上げるしかない気がする」のですが、チャートはというとご覧の通り、ついに上昇チャネルの下辺も抜けてしまい、そのままPラインをぐずぐずとヨコヨコ移動をしています。。。

しばらく放置していましたが、「もしや?」と思って原油のチャートを見てみたら、原油はしっかり60ドルを割ってヨコヨコとしてましたね。。。

「おまえかー!?」

という感じでした。(笑)

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今後も、その週ごとの「ワタシの独断と偏見によるチャート解説!」をお届けできたらなぁと思っていますが、今週はこの辺りで。

ピンときたら、シェアおねがいします!

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